こんにちは、こんばんは
どうも、ろきです。
書くのを忘れていましたが、コナンの新作「黒鉄の魚影」を見てきました。
公開2日目に見たんだから、先週書けよ、という話です。
初日は仕事でレイトショーにも間に合わなかったので、2日目の土曜日にレイトショーで1回目。わざわざレイトショーにすることで、映画とリンクしたアニメ放送を見てから視聴できるようにうまいこと調整。
アニメ法則の阿笠博士の言葉がとてもよかった。それを聞く哀ちゃんの表情もよかった。自分を犠牲にしがち、自分の居場所はここにはない、と思いこんでいた頃から見ていた勢としては、救われた感があってうるっときてしまった。
天国へのカウントダウンで、少年探偵団に席がないの?とやりとりしていたときもこみ上げる思いはあったが、それ以上に胸が締め付けられた。
で、映画ですがネタバレすると各方面から怒られるので、ネタバレしないように気をつけながら感想を。でも、コナンの映画ってだいたいこうですよね。
①主要メンバーが何かしている
(少年探偵団がここに行きたいと言うだけで、鈴木財閥の力が発動する)
②なぜか事件に巻き込まれる
③博士のクイズ
④大きな建物が爆発する
⑤スケボーで疾走する
⑥犯人を特定
⑦いっけぇぇぇ!(キック力増強シューズで蹴る)
⑧実写を交えたED
⑨ED後に少しだけあるシーン
⑩来年の予告(最近はセリフ付き)
今回の舞台は、八丈島近くに浮かぶパシフィック・ブイ。去年の予告を見たときに、潜水艦だけでは黒の組織とずっと一緒でストーリーが作れないだろうと思っていたので、潜水艦が舞台ではなくてよかった。潜水艦の両端から真ん中によーいどんするだけの映画になってしまう。
予告編で流れていたコナンが哀ちゃんにメガネをかけさせるシーン。名シーンのオマージュすぎて思い出が蘇る。何なら屈指の名シーンと言われているラストも、新規の人にとってはいいシーン、過去作から知っている人はあのシーンとリンクしたシーンに見えて、どちらでも楽しめる演出でした。
「バイバイだね、江戸川コナンくん」は「バイバイだね、零くん」とリンク、細かな部分でも本編につながる小ネタが多く散りばめられているのに、新規の人が見ても違和感があまりなく普通に楽しめるようにされているのは本当にすごいと思う。
唯一親切感が少なく感じたのは、「俺は高校生探偵、工藤新一」の自己紹介くらいかな。影絵でおしゃれになったがために、新規の人はシルエットで見るしかないから顔がわからない。自己紹介するアニメ映画なんてコナンくらいだから、他の映画に慣れている人たちからしたらどうでもいいのかな。
EDのスピッツさんの「美しい鰭」は、絶対に映画館の音響で聞くべき。これを聞くためだけに映画館に行ってもいいくらい。伸びやかな歌声で、サビの高音を聞いたときには鳥肌モノでした。
コナンと言えばの「君がいれば」。去年久しぶりに歌詞ありで流れて感涙でしたが、今年は今年で、すごくいいタイミングで良いアレンジで、なんならそこから流すのという感じでうるっときた。哀ちゃん……。
黒の組織に赤井さん・安室さんと、名作のひとつ「純黒の悪夢」と同じ豪華メンバーで作られた作品であり、そんな豪華メンバーを差し置いて哀ちゃんをメインに据えた作品。哀ちゃんがコナンで初めて100億の人間になる日も近い。
服装からすると秋っぽいので、秋にリバイバル上映を期待。何億までいくだろうか。
ちなみに、既に2回目の視聴も終わってます。2回目はMX4Dで。
1回目を見たときに、スケボーに乗るシーンや海の中のシーンが多かったので、いつもよりアトラクション感すごいだろうなぁと思っていましたが、案の定揺れまくり。
海がテーマなので、船のシーンで席がゆったり揺れたり、冷たい風が吹き出すのが合っていて楽しいですね。次はIMAXレーザーかDolbyですかね。
ばいばい。