こんにちは、こんばんは
どうも、ろきです。
機動戦士ガンダム水星の魔女の後半戦が始まってしばらく。
小学校低学年でガンダムSEEDを見てからガンダム作品にハマってからというもの、どっぷりとハマってしまいました。今から思うと、ガキに見せてはいけない、しかもテレビ放送版で見たので円盤化での修正前の状態で、小学校低学年から見ていたと思うとやばさしかない。
今回はガンダムZにもあったタイトル回。Zのときはカミーユが父親を倒すことで先に進んでいく回だったが、スレッタには父親おらんからどうするんだろうと思いつつ、グエル・シャディクの父親との向き合い方に焦点を当てた回になるのかなと思いながら視聴開始。
最初、チャンネル間違えたかと思うくらい、これまでとは違う世界が描かれる。
ソフィ・ノレアの登場シーンで荒廃した地球が描かれたことはあったけれど、見ている光景が地球とわかるまでしばらくかかってしまった。
えっ、ニカ姉がいじめられてる。ノレア、もうやめてあげて、と思ったけれど、前回のラストでソフィの最期を迎えたことを思い出して、やりきれない思いの吐き出しでもあるんだろうなと心が痛くなる。進んだ結果、ソフィは何もかも失ったんだよと悠木さんの叫びが聞こえたようだ。そうだとしてもニカがかわいそう……。
強い思想と思いから行動しようとするシャディクとそれを聞いても動じない父親。失敗することがわかっていての落ち着きなのか。机に座るシャディクとの対比でシャディクがより小物に見えてしまう。シャディクのオールバック演説は再来週くらいだろうか。
後半戦になり、所在不明だったグエルくんが満を持して登場、かと思いきや目に光を失って拘束されている。数ヶ月前まで楽しそうにソロキャンしていた人とは思えない。
シンジくんよろしく食べ物を口に突っ込まれる。みんなが待ち望んだボブが変わり果ててしまった。
待って、お父さんを亡くした子どもが登場。ここも父と子だ。そう思ったら、大人たちにも子どものことを思う人多数。絶対に哀しい展開が待ち受けているじゃん。スタッフ陣は視聴者の心をどうしたいんだ。
子どもを助けられなかった大人に手錠を外される父親を殺したグエルくん。
眼の前の命を助けたい、ただその一心にがむしゃらに走り出す。ガンダム作品の主人公ムーブすぎる。やはりいい男だよ、いい男すぎるよ。
落ちてきたモビルスーツに乗れば、とコクピットにたどり着き開けたら悲惨な光景。そんな光景を目の前にしても、命を助けるんだという強い意思で前に進むことを決意。
決意して前に進んだにもかかわらず、助けることはかなわず、また自分だけが生き延びてしまう。君はどこまで主人公ムーブすれば気が済むんだ。
と思っていたら、エンドクレジットがトップじゃないか。ガンダムSEED Destiny後半のキラよろしく、来週からは君が主人公だよ、グエルくん。
最期の目の輝きときたらたまらない。父親とのつながりを失わない、家族(ラウダ)を守るため立ち上がる。ミオリネの庭を荒らしていた頃の子どもっぽさはどこに行った?と思えるくらい、上に立つ者の器の風格を漂わせている。
シャディク、お前を止めるのはおれだ、と止めにいく展開がくることを期待しつつ、知らずにラウダ登場機を撃墜なんて展開は望んでいないからな。そんな展開になるんだとしたら、スタッフには血も涙もない。
ミオリネは聞いた話を鵜呑みにせず、ちゃんと自分の目と耳で確認して判断を行おうとする、これぞ上に立つ者。ダブスタくそ親父が、実は好きな女の夢を叶えるために必死な恋に生きる男であり、とてつもない親ばかだったことを知ってなお引かないあたり、思春期の女の子とは思えないよ。
今週はいろいろな父親と子どもが描かれていたわけだが、父親のいない(と思われる)スレッタは全く登場しない。MVPはグエルくんであり、グェェしながらずんずん成長していく姿に心打たれてしまった。
好感度があがりっぱなしのグエルとさがりっぱなしのシャディク、一方その頃気持ち悪さが増していくエラン。御三家にまともなやつはグエルしかおらんのか。
次回予告はプロスペラ。不穏な感じしかしない。哀しい展開はもうやめてくれ。
株式会社ガンダムのPV取ってた頃に戻ろうよ。
ばいばい。