こんにちは、こんばんは
どうも、ろきです。
秋の三連休といえばこれ。秋の乗り放題パスのpart2。
part1はいわきで日本酒飲んで寝るところまででした。
part2は翌日の話。飲んで寝た割にはすっきり起きられた。が、のんびりシャワーを浴びて部屋に戻ってきたらやばい。電車まで数瞬の余裕もない。やばい。逃すとかなり待たないといけなくなるぞ。
というわけで、今日も朝から大変な状況に。しかもまだ昨日のお酒が体に残っていて、少し酔っている気がする。
ロフト上の布団に置いていたスマホの充電器をカバンに入れて……あっ……。
階段を踏み外した。体が落ちていく。地面がだんだん近づいてくる。余裕のないはずだったのに、ゆっくりに感じられる。お酒の力かな。すごいですね、お酒って。
どしーん。
思いっきり床に落ちた。右足の甲を椅子に思いっきり打ち付ける。他は割りと大丈夫そう。足は痛いが電車までもう時間がない、我慢だ。大急ぎで荷物をしてホテルを飛び出す。
駅のホームまで走ったが、ハイになっているからか足の痛みは忘れてしまった。
というわけで、なんとか予定の磐越東線に乗ることに成功。ここからは郡山までのんびり揺られるだけ。まだ頭は完全には起きていなかったがだんだんと目が覚めてくる。それに比例して足の痛みを思い出す。イテテテテ。
ゆらゆら揺られて山の中を走る。ガタンゴトンと揺れる揺れが心地良い。都会の電車じゃ味わえない気持ちよさがここにはある。
そうして揺られてしばらく、郡山に到着する。山の中を走っていたからか、郡山がすごい都会に見える。
そして郡山で磐越西線に乗り換える。磐越線が相性で、東西がつく名称が路線名っておもしろいですね。というか、磐越東線って越にたどり着かないんだよなぁ。
なんてことを考えて電車に乗っていたら会津若松に到着。
さぁ、ここからは時間との勝負。会津若松を夕方になる前に出ないと、家に帰るのがものすごく遅くなるか、帰れなくなる。郡山から東京までの新幹線代をけちるからこうなるんですよね。
とりあえず駅前で会津若松市内を巡る「まちなか周遊バス」を発見する。
右回り・左回りで会津若松の観光地を巡れるバスで、一日乗り放題チケットがあるみたい。観光地同士が遠いからとりあえずチケット買って、バスに乗って巡ることに。バスの時刻表とタイミングが合わなければ歩けばいいしね。
まずは来ていたバスに乗って七日町通りへ。朝早すぎてまだあいていないお店が多い。少し歩いて七日町駅へ。おしゃれな駅舎だなぁ。
中はカフェになっていて、時間があったらコーヒーでも飲みたかったが断念。覗くだけに。
ここからは歩いて来た道を戻りつつ満田屋へ。歩いて向かえば、開店くらいに着きそうだ。
やっぱり。10:30に満田屋に到着。みそ田楽について聞いてみると、第一陣が今入って席はいっぱい、一気に注文が入って焼くことになるから1~2時間はかかるんじゃないかと。あらら……時間ちょうどに着いたのに。お店自体は10時から空いていて、予約はないけれど電話しておけば順番表に名前書けたのね……。
うーん、食べたかったんだけどなぁと思っていたら、名前書いておいてくれたら待っていなくてもいいし、飛ばして呼んだとしても戻ってきたときに声をかけてくれたら次に呼んでくれるとのこと。わかりましたと言って、お店を離れることに。
バスの時刻表を見るとしばらく来ない。よし、バス停沿いにずっと歩いていって追いつかれたらバスに乗ろう。そうしてずんずんと進み、野口英世青春館前に。野口英世って会津にいたんだ。レトロモダンな建物にあった説明文で知る。
中に入りたかったがどうにも時間がない。仕方なく諦めてもう少し歩く。歩いていると後ろからバスが来る。やばい、バス停のちょうど間だ。前のバス停に戻るのはちと厳しい、バスは前に私は後ろにだと倍のペースで詰まってしまう。なので次のバス停まで走ることで時間かせぎをしてなんとか乗り込む。
そうしてバスで鶴ヶ城へ。入り口がどこかわからなかったがそこは走ることでカバーする。そうして鶴ヶ城の下へ。立派なお城だなぁ。
とりあえず中へ。流石は会津藩、幕末にかかわる史料展示や解説がたくさん。あっ、彦根出身ということは隠してますよ。ばれて追いかけられたくないので……笑。
中でも目を引いたのは、伊達政宗の兜のレプリカ。
すごい左右非対称だなぁ。森谷帝二が見たら発狂してすぐにでも爆破しますかね?
最上階からは飯盛山がよく見える。白虎隊が城が燃えるのを見るのとは逆に、城からはあの辺りにみんながいるはずと見ていたのだろうか。
降りてきて大急ぎで茶室を見学、バス停までダッシュしバスに駆け込む。
そうして満田屋にカムバック。聞いたらついさっき呼んだところだったとのこと。席が片付いたらお声がけしますねと言われ、数分で席に着席。みそ田楽コースでお願いする。
案内された席がたまたまカウンターだったから囲炉裏がよく見えて、囲炉裏を眺めているうちに慌てていた心が落ち着いてくる。
こんにゃくやもち、さといも、厚揚げ、にしん、それぞれ素材が美味しい上に、ぬってある味噌も素材に合うものが選ばれている。
個人的MVPは厚揚げかなぁ。みそだと山椒味噌が一番好きだったかもしれない。山椒味噌をつまみに日本酒飲めたら最高かもなぁ。
そうして食べているうちにどんどんと時間が経っていく。これ、バスには間に合わないし、次のバスだと30分待たないといけない。駅から飯盛山方面のバスに乗ろうと思うと、バスに乗っての移動は無理かも。ということで、店から駅までジョギングすることに。幸い、みそ田楽はそこまでお腹いっぱいになるものではなかったので体が軽い。
なんとか飯盛山行きのバスが出る前に駅に戻ることに成功。2キロくらいだったかなぁ。そしてバスに乗って飯盛山へ。
到着後、次のバスで戻ってこないと電車に乗れない。ということは20分いれたらいいほうか?
そんなことを思いながら飯盛山に到着。階段ばっかじゃないか、なんで、ここでも、階段ダッシュしないと、いけないの……。
まずはさざえ堂。なんともいえない装飾。いかにも怪しい、禍々しい。中に入るとここも階段……。壁中にいろいろ貼られていて、急な昭和の観光地臭がすさまじい。
ぎしぎしいって少し怖いけれど、一番上まで登り降りてくる。
あと10分ちょい?
階段を登って白虎隊のお墓参りへ。お墓参りを済ましたら、階段を大急ぎでかけおりる。こういうところの階段って石だからでこぼこしていて怖いんだよね。
なんとかバス停まで戻ってくる。ギリセーフ。
あれ?バス来ないぞ?5分待ってもこない、10分待ってもこない。ルートの終わりがけの停留所だから遅れてるのか……。走った意味……。
あっ、バスが来た。とりあえずバスに乗って駅に戻ろう。駅に着き、バスを降りたタイミングで電車の発車まで残り30秒。これはかけ乗るより1時間後の電車にしよう。
ということで、駅前で会津若松名物のソースカツ丼をいただくことに。
さくさくのとんかつに甘辛いソース、ご飯との間に挟まれたキャベツでさっぱりとしていてぱくぱくと食べられる。美味しい。普通のカツ丼もいいけれど、ソースカツ丼もこれはこれでいいね。
そうして食べ終わったら駅に戻る。隣の観光案内所を覗くと、アンケートを書いたらあかべこの根付をもらえるらしい。あかべこストラップを買うか悩んでいた私は迷うことなくアンケートを記入する。記入したアンケートを担当職員さんに渡してもらったあかべこの根付。小ささやなんとも言えない顔も相まってすごく可愛い。もらえてよかった。
そうして少し電車を待って磐越西線で郡山へ。行きは気づかなかったけれど、猪苗代湖のすぐそばを走る路線なんですね。
郡山からは東北本線に乗って南下。ただそのまま行くと黒磯での待ち時間は長いし、そもそもの乗車時間もかなりかかる。
なので、新白河で降りることに。新白河-那須塩原で新幹線に乗れば、那須塩原での乗り換えでひとつ早い電車に乗れる。その先、宇都宮までは1本だし、宇都宮まで出れれば上野東京ラインですーっと帰れる。
やっぱり白河の関・電化方式が変わる黒磯駅をまたぐのは現代も大変なんですねぇ。
E5系の緑色っていつ見てもきれいだなぁ。でも新幹線といえばやっぱり一番かっこいいのは東海道新幹線だよなぁ。
那須塩原で後続の東北本線に乗り宇都宮へ。あとは上野東京ラインに乗り川崎へ。駅のスキップがものすごい多いので、かなり距離があるはずなのに一瞬で着いてしまう。
川崎で京浜東北線に乗り換えて自宅へ。
磐越西線の乗り継ぎがあるので思ったより時間はかかるが、そんなに遅くない時間に帰宅成功。明日は朝から西・名古屋に行かないとなので、早く寝よう。
ばいばい。