こんにちは、こんばんは
どうも、ろきです。
水族館の不思議をひとつ。
水族館に行くと、「うわぁ、あの魚美味しそう」って聞くこと多いじゃないですか。
私も、水槽を見ていて、鰯の群れやら、まるまると肥えた鯛やらがいると、「塩焼きにしたら美味しそうだなぁ。いや、お刺身にするのもいいかもなぁ。気まぐれクックのかねこさんなら、背中に一本入れてから三枚おろしにするんだろうなぁ。」とか思います。
でも、動物園でブタがいたとして、「あのブタ、すごく美味しそうだなあ」とか思わないじゃないですか。ミニブタを猫と同じような感じで、と触れ合うことすらあるわけじゃないですか。
水生生物と触れ合う・鑑賞する場所はあっても、鯛とか鯵とかいないですよね。
なんで水族館と動物園でこんなに差があるんだろうと思いながらスーパーに買い物に行ったら、まるのイサキが売っていました。
あぁ、こうやって魚はまるで売られている、まるから捌かれていくのを、日常生活の中でよく見るから、水族館で美味しそうという感情が生まれるのかも。
お肉は、捌かれるところは「閲覧注意」扱いとして、日常生活からは離されているし、スーパーにはあとは焼くだけ・煮るだけみたいに売られてますもんね。
魚は、目が澄んでいるか、体高があるかなど、目利きのポイントを聞くことがあっても、お肉はブタのここを見ろ、牛はこういうのがいいとか、聞かないなぁ。聞いても、解体された後のお肉に対してだけ。
そんな違いから、水族館では美味しそうと思うのに、動物園では思わないのかも、と思った日曜の昼下がり。
宮島水族館の牡蠣棚を見て、美味しそう以外の感情を失った記憶。
ばいばい。